さて、最近おかげさまでこのサイトのアクセスも順調に上がってきて、嬉しい事に質問メールや応援メールなんかを頂くようになってきました。実はめちゃくちゃ嬉しくて夜な夜なニンマリしながら読ませて頂いています(照)そんな皆さんのメールを読んでいて気付いたのですが、イラストレーターやデザイナーを目指している学生さんたちが多いみたいで、結構質問メールをもらったりもします。そこでせっかくこういった場があるので、これからは自分もクリエイターらしく制作に関する事もちょこちょこ書いていこうかなと思います。ぶっちゃけイラストの描き方なんて企業秘密みたいな物なので事細かには書けませんが(笑)一応イラストレーターを始めて10年は経つので少しくらいは将来有望な若人達の参考になれればと思うので、興味ある方は目を通してみて下さい。
下絵は手描きで描いてます

イラストレーターによって下絵の描き方は十人十色だとは思いますが、自分は完全フリーハンド派です。昔ペンタブに挑戦しようと思ったのですがお金がなくて挑戦出来ず今に至るわけです。普通のコピー用紙をちょっと細工をした物に普通のシャーペンで描いていきます。細工というのはただ単に紙の中に、完成枠(CDジャケットなら正方形の枠)を書き込むというだけなのですが、これが自分的にはかなり重要なのです。この枠を意識しながらわざと枠からはみ出す勢いで下絵を描いていくと線に勢いが生まれる(気がする)のですね。
下絵は納得できるまで何回も何回も描き直します。自分の場合、アウトラインの奇跡の偶然を大事にしているので消しゴムは使いません。1枚目を描いたらトレペで上描きしていき、自分の中でフィックスするまで何度も上描きしていきます。その時の勢いで生まれたアウトラインを重視するので元の下絵からどんどんかけ離れていく事もよくあります。
また複数のイラストを1つの作品に描く場合は、全て個別に下絵を描いて最後に1枚にまとめます。それぞれ同じように何度も上描きしていくのでかなり時間はかかりますが、自分の場合は下絵で全てが決まると思っているので妥協はしません。手が黒くなればなるほど頑張った証拠なのです。特にCDジャケット何かはタイトルやバンド名とイラストを個別に描いていくので大変です。だからそんな大変な思いをして描いたCDが店頭に並んだときの充実感はハンパ無いのです。
この方法のメリットは消しゴムを使わないので常に下書きが綺麗なのですが、気付いたら手が真っ黒になっているのがデメリットです。
イラストレーターで地道にトレース
自分は手描きで描いてイラストレーターでデータ化という方法で描いています。昔は下絵をマジックで清書して、フォトショップで一発トレースしていました。正直その方が断然楽で簡単なのですが、微妙な曲線や細かい角などが思い通りにいかないので、下絵を元に全てイラストレーターでトレースしています。イラストレーターにもライブトレースという便利な機能があるのですが、それでも細部までは納得いく物に仕上がらないので全て手作業でトレースしています。
下絵の時点でほぼアウトラインは確定しているので忠実にトレースしていくだけなのですが、ここまで来ても場合によってはアドリブで描き直す事もしばしばです。イラストにもよりますが、自分がイラストを描く際に一番テーマにおいている事は『曲線美』です。とにかく流れるように美しく、かつ力強くダイナミックなアウトラインが描けるまで妥協しません。
自分が納得いくアウトラインがトレース出来たら、次はこれにイラストレーターで着色していきます。
イラストの描き方【着色編】へ続く。








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